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減災の備えについて考える
熊元
2021/11/12 00:00

減災の備えについて考える

スタッフ熊元
熊元
更新:2022-11-10 投稿:2021-11-12

11月に入り樹々の紅葉も拡がり、
テレビCMではクリスマス商材もちらほら見かけるようになりました。
そんなCMを見ると、もうすぐ年末!?、ほんと1年早いな。。と毎年同じ事を思う4番バッターを務めるN-EXTの熊元です。

年末も近づいてくると今年1年何があったかを考える事があるのですが、ここ2年ほどはコロナ関連の印象が強く、今年についてはほぼ緊急事態宣言、まん延防止等重点措置だったので、 来年こそは感染対策に気をつけながら、あちこち出掛けられるようになればと思うばかりです。

そして、毎年といっていいほど大規模自然災害が起こっている事も印象に残っています。
決して他人事ではなく、いつ自分の住む地域や家族の身に降りかかるか分からないのが自然災害。
いざという時のため、物事が起こった時それに応じて行動ができるように準備する「備え」が自分や家族を守る事につながり、減災対策にもつながると考えます。

災害が起こった直後は様々な備えを確認する意識が強いですが、平穏な日々が続くと意識が薄れてしまう傾向があるので、「減災の備えについて考える」をブログの記事テーマにしてみました。

減災とは?

皆さん減災って言葉聞き慣れない言葉ではないですか?

恥ずかしながら私はこのブログの記事を書く時に知りました。
いままで「防災」と言う言葉はよく耳にしていましたし、使っていましたが、 減災は言葉にも文章に起こす時にも使用した事がありませんでした。
前々から知っている方には何をいまさらと笑われるかもしれませんが、 知らない方もいらっしゃると思うので違いを書きますね。

【減災と防災の違い】

「減災」とは、災害によって被る被害を最小限におさえるために、あらかじめ行う取り組みをいいます。
自然災害の発生を防ぐことは難しいため、災害は起きるという前提のもと被害をいかに軽減させるかを目的としているとの事です。

「防災」とは、災害による被害を防ぐための備えで、被害をゼロにすることを目的としている事です。
例えば、川が氾濫しないように防波堤をつくったりすることも防災の一例だそうです。

どちらも災害への備えを意味する言葉ですが、それぞれ違った意味合いがあるという事ですね。
私自身、勉強になりました。

減災のための7つの対策ポイント

次に、「減災」はどういった取り組みや備えをすればいいのか?
減災の取り組みとして7つのポイントが掲げられています。

1.自助、共助

「自助」とは個人や家族一人ひとりが自分の身を守る事を指し、
「共助」とは町内会や事業所など、地域や身近な人々で助け合う事だそうです。
上記には記載ありませんが、行政や消防・警察・自衛隊など、国が行う事を「公助」と言うとの事です。

減災において、とくに重要なのが自助と共助と言われています。
まずは自分自身の身を守ること、そして、自分自身や家族が無事であることが前提のうえで、 近隣住民を助けることができます。

自助があってこそ共助が成り立つと言う事ですね。

「自分の身を守るためにできること」
「家族でできること」
「近隣住民とできること」

ということを考え、災害による不測の事態に備えておくと自助、共助による減災につながります。

日頃から、ご近所どうし声かけしている事が一番良い事だと思いますが、 現代では近隣の方とのコミュニケーションが少なくなっている方も多くいらっしゃると思います。
ただ、いざという時は声を掛合える事が出来ればいいなと思いますね。

ハート型の雲

2.地域の危険を知る

各自治体や公民館で配布されている「防災マップ」は、
住んでいる地域の避難場所や災害が発生したときの様子など、 災害時に必要な情報が掲載されています。
各自治体のホームページでもみることができます。

私は引越しする際にその地域の防災マップ(ハザードマップ)を見て引越し先を決めた事があります。
引越し後は高齢の両親と、災害が起きた時の避難場所も確認し合いました。
引越しで地元を離れた場合は、 新たな居住区の防災マップ(ハザードマップ)を確認しておきましょう!

地域でハザードマップの確認

3.地震に強い家

昭和56(1981)年に、住宅の建物の強さを定める基準が大きく変わりました。
この年以降に建てられているかどうかが、自分の家の強さを知る一つの目安となるとの事です。

【昭和56(1981)年以前に建てられたお宅の場合】

古い耐震基準の建物では十分な強度がそなわっていない場合もありますから、 必ず耐震診断を受け、その結果に応じた補強を行いましょう。

【それ以降に建てられたお宅の場合】

新しい耐震基準に基づいて作られた建物であっても、 あくまで人命に深刻な影響が及ばないということを基にしていますので、 建物が全く壊れないということではありません。
また、 地盤によっては想定以上の揺れになり、建物に影響を与えることもあります。

年月の経過とともに住宅も変化します。
点検・整備をこまめに行うことや、万が一の際にも補修や 再建の助けとなる地震保険などの経済的な手だてについても、家族で話し合っておきましょう。

耐震診断も補強もお金が掛かる事だと思うので、すぐ対処できるかは難しいところですよね。
調べる事も必要な事と思うのですが、 今すぐできる事は、家の中、建物の中でどこが一番安全かを把握しておきましょう!

家の中で安全な場所を確認

4.家具の固定

大地震が発生したときには「家具は必ず倒れるもの」と考えて、転倒防止対策をしましょう。
実際に「首都直下地震による被害想定」によると、想定負傷者のうち約34%が家具などの落下によってけがをするという試算もでています。
家具を固定することが、自分だけでなく家族の身を守ることにつながります。

家具が転倒しないよう、家具は壁に固定しましょう。

寝室や子ども部屋には、できるだけ家具を置かないようにしましょう。

置く場合も、上に重たいものを置かない、なるべく背の低い家具にするとともに、倒れた時に出入り口をふさいだりしないよう家具の向きや配置を工夫しましょう。

食器棚やガラスケースには、ガラス飛散防止フィルムを張る。

手の届くところに、懐中電灯やスリッパ、音を鳴らせる物を備えておきましょう。

私も引越しの際や模様替えの時には寝ている時にタンスが倒れてこない様に配置したり、リビングの背の高い家具はつっ張りを取付、足元にはゲル状のマットを敷いてその上に家具を設置しています。
皆さんもお家の家具などの固定や、位置等を今一度確認しておきましょう。

家具の防災対策

5.日ごろからの備え

いつ災害が起きても慌てないよう、備蓄品や常備品を事前に備えておきましょう。
事前に準備しておきたいものとしては、

【外出先で携帯しておくべきもの】

身分証明書となるもの

運転免許証・保険証・マイナンバーカード

閉じ込められたときに生命線となるもの

ペットボトルの水・チョコレートや飴・ハンカチ(口を覆える布)・笛

状況把握に必要なもの

ポケットラジオ・スマートフォン・モバイルバッテリー・筆記用具

けがや病気で受診の際に必要になるもの

病院診察券・お薬手帳 ※特に持病のある方は必携

【家や職場に常備しておくべきもの】

日常生活に必要なもの

水や食料、ティッシュペーパー類などの備蓄品・常備薬

口座番号などを控えたメモ

(万が一通帳やキャッシュカードを紛失した時に役立ちます)

ノート等の筆記用具

入れ歯や補聴器などの補助器具など

けがや病気で受診の際に必要になるもの

他には

カセットコンロ

簡単な料理が可能に

ウエットティッシュ

手や身体を清潔に保つ

ラップ

皿などを汚さず、水洗いせずに利用できる

新聞紙

防寒からゴミ処理まで利用できます

ポリタンクや空のペットボトル

給水車からの補給を受ける

電池

ラジオや懐中電灯用に備蓄しておく

【避難所に持っていきたいもの】

2~3日分の水

2~3日分の水(500ml×4~6本)スマートフォン・モバイルバッテリー・歩きやすい靴・LEDライト・電池・レインコート・手袋(できれば革製)・マスク・ブランケット・すぐに食べられるもの・口腔ケア(歯ブラシ)など
※お口のケアはとても大切です。詳しくはコチラ

それぞれの場所で備える物が違ったりして、こんなに沢山備えなければいけないの?と思われる方もいらっしゃるとおもいます。
ですが、いざという時に本当に必要な物を持ち出せるでしょうか?
日頃から準備して備えておけば、いつでもすぐに持ち出すことができますよ。

6.家族で防災会議

あらかじめ、災害時の連絡先や連絡方法、合流場所を家族内で共有しておきましょう。
災害発生時に家族が一緒にいるとは限らないので、離れ離れになっても再会できるように話し合いを行うことは大切です。
また、お子様が保育園・幼稚園・小中学校に通っている場合は、災害時の対応についての取り決めを日頃からしっかり確認しておきましょう。

居住区のハザードマップを事前に確認しておき、自宅に近い避難場所を合流場所と決めておくのも大切な事ですね。

家族内で避難場所を共有

7.地域とのつながり

減災に重要な「共助」には、日頃の近所付き合いが大切です。
日頃から声をかけあい、いざというときに助け合える関係を築いておく事が大切です。
自分の周りに支援が必要な人はいませんか?また、支援が必要な家族がいる場合は、周囲の人にサポートが必要なことを知っておいてもらう事も大切な備えです。

沢山の地域住民

「7つの備え」は、大掛かりな準備や多額のお金を必要とするものではありません。 日ごろのちょっとした工夫・備え(気づき)があれば、災害被害を軽減することができます。

N-EXTが取扱う減災に役立つグッズ

N-EXTではお家に係わる事から減災に役立つ商品を取扱っています。

備蓄

「イザメシ」とは、突然の災害時に備えた長期保存食です。
美味しさにこだわり、豊富なメニューを取り揃え「非常食」とは思えない「非常食」です。
災害時、自宅には最低でも3日分の備蓄品が必要です。
できれば、1週間分用意しておく方が望ましいでしょう

防災用イザメシセット
ライフイザメシ コンプリート
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防災用イザメシセットプレミアム
ライフイザメシ プレミアム
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非常食が色々入ったセット
イザメシ デイリーイザメシ
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非常食が色々入ったセット
ライフイザメシ
レギュラー
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非常食チョコデニッシュ
イザメシ チョコデニッシュ
(2個入り)
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日持ちのするチョコバー
イザメシ OKASHI
チョコバー
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賞味期限は製造から3年または5年。
いざという時のための保存食として最適です。
主食のご飯やパン、優しい味のおかず、お子様におすすめのお菓子まで幅広いメニューを取り揃えています。

おすすめの保存方法は「ローリングストック法」と呼ばれる管理手法です。
平常時から非常食などの備蓄品を期限切れ前に都度消費し、使った分を継続的に補充するという方法です。
この方法であれば備蓄品をいつでも安全な状態に保ちつつ、常に一定量の備蓄品を備えておくことができます。
家族構成に合わせてアレルギー除去食品や常備薬などを持ち出しやすい場所へ備えておきましょう。
(※アレルギー表記対象品目記載)

イザメシ特集はこちら

非常食「イザメシ」を更に詳しく紹介しています!

貯蔵

備蓄は通常の食料貯蔵している所とは別の場所に保存しておく事をおすすめします。
一ヶ所にまとめておくと、家具が倒れ取りに行けなかったりするからです。
家の中の置き場所は玄関や寝室等もいいかもしれません。
車や勤務先など、家以外の場所に保管しておく方法もあります。
車に保管しておくと、 家に被害があって入れない場合や、車で外出中に災害に遭った場合に役立てられます。

トランクカーゴ

トランクカーゴは100kgの耐荷重があり、フラットな天板部分はイスや机としても使用でき、 フタにベルトガイドの溝を付けたことにより車のルーフキャリーなどに装着し固定できるようになります。 備蓄の貯蔵や、減災グッズを入れておく収納ボックスとして使用できます。

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まとめ

備えあれば憂いなし

大切なのは、日常に上手に減災を取り入れること。
定期的にそのときの「自分たちに合わせた備え」を見直し、確認をしましょう。

平穏な日常生活を送っていると忘れがちな備え、この記事を見て7つのポイント

1.自助、共助
2.地域の危険を知る
3.地震に強い家
4.家具の固定
5.日ごろからの備え
6.家族で防災会議
7.地域とのつながり

備えできているかな?
備蓄している物の消費期限いつまでだったかな?
など気づき、確認して頂けると幸いです。

忘れたころにやってくる自然災害に自らの備え「自助」の力を高めて、自分の被災を少なくする事で被害を最小限に抑える事につながり、日頃から「自分でできること」、「家族でできること」、「ご近所と力を合わせてできること」などについて考え、いつくるかわからない災害に備えておくことが大切です。

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