雑草は、砂利を単体で使用するだけでは、すぐにはえてきてしまう恐れがあります。徹底的な雑草対策を行いたい場合は、防草シートと砂利を組込み合わせるのがおすすめです。2つを組み合わせた雑草対策のメリットとしては、以下のような点が考えられます。
砂利を敷くことで、太陽光を遮って雑草の発生を防ぐ効果が期待できます。
しかし、砂利単体を地面に撒くだけでは、人が上を歩いたり雨風の影響を受けたりして埋没する可能性があります。
砂利をたくさん敷いたとしても、石と石の隙間を完全に埋められないので、万全な対策とはいえません。
太陽光を遮り雑草の繁殖を防ぐ防草シートも、単体だと風などでめくれた際に隙間から日差しや雑草の種が侵入し、シートを突き破って雑草が生えてくることが考えられます。
雑草対策の効果を高めるためには、両者を併用することが大切です。
ただし、防草シートと砂利を併用しても、砂利部分に溜まった土に雑草の種が付着し雑草が発芽することはあります。
もし発芽しても、早めに抜けば根をしっかりと張れずに簡単に処理できるので、定期的に雑草を抜くようにしましょう。
日差しをブロックする防草シートですが、紫外線によって少しずつ劣化していきます。
砂利を防草シートの上に敷くことで、防草シートに直接当たる紫外線量を減らし、紫外線による劣化を遅らせることも可能です。
防草シートの耐用年数を伸ばし、長い間雑草対策を行うことができます。
石が土の中に埋没するのを防ぎ、お庭の景観を保ちやすいのも、防草シートと砂利を併用するメリットのひとつです。
また、砂利そのものをさまざまな種類から選ぶこともできます。
駐車場には砕けにくい砂利を敷く、玄関までの道にはおしゃれな見た目の砂利を敷くなど、目指したい雰囲気や施工する場所に応じて砂利を使い分けるのもおすすめです。
侵入者は夜暗いときや、人気が無い時を狙って侵入してくる事が多いと言われています。
音を立てずに敷地内へ入り込む事を防ぐ方法の1つとして、お家の周り(犬走り)や死角になる部分に砂利を敷く事をおすすめします。
砂利の上を歩く時に鳴る音を嫌がり侵入を諦めるとも言われています。
音により家人やペットが気づく場合もあるので、防犯効果は高まります。